“アンへリータ・バルガス闘病寄金を募ります”

   「アンへリータ・バルガスが脳溢血で倒れる」、というニュースが去る6月29日未明から世界中に流れました。6月28日午後セビージャのヴィルヘン・デ・ロシオ病院に救急車で搬送されて生命を危ぶまれた後、容態が安定して郊外(ボルムホス)のサン・ホァン・デ・ディオス病院に入院、手術はせずに左脳の血管障害周辺の浮腫を薬で抑えて絶対安静となりました。急報にマヌエラ・カラスコ、ファルーカを始めフラメンコ界のアルティスタ大勢がお見舞いに駆けつけその容態に気をもむ不安な日々を過ごしましたが、アンへリータの恢復は日々目覚ましく、意識も記憶も鮮明で経過良好です。
 ただし右半身の麻痺と言語障害が残りました。
 7月6日のCTスキャン検査で、左脳の血管損傷およびその周辺の症状は治まっていると診断され、7月11日に自宅の介護体制を整えたうえで退院。今後長期が予想されるリハビリ療養が始まっています。
 この間こちらのアルティスタたちが中心となってアンへリータのオメナへ(チャリティコンサート)の企画が始動し、他方マイテ・プルポン(プロモーター)等が中心になってアンへリータの生活を維持する基金口座を設立して出資者を得ました。さらに私も含めたアンへリータと旧知の有志が集まり、今後のアンへリータのリハビリのプログラムとスペシャリストの派遣・治療、それに伴う経済的資金の調達を目的とした" amigos de Angelita Vargas a favor de su rehabilitaci_n:アンへリータ・バルガスの闘病、リハビリを支える有志の会(RehabangelitaVargas@groups.facebook.com) "
が7月7日セビージャに発足、資金口座を設けました。
 すでにマッサージおよび鍼灸の東洋医学やホメオパシーの治療を開始(まもなく始まる通常のリハビリ療法と平行)、「アンへリータの恢復・復帰」という一致した願いのもとに有志それぞれが各国に募金を呼びかけています。
 親日家としてクルシージョやライブに毎年のように来日していたアンへリータ・バルガスの存在は、彼女が病に倒れてさらに大きさを増した気がします。日本からの問い合わせも多くいただき、改めて彼女がどんなに敬愛されていたかを認識しました。
 スペインのフラメンコ界もプーロフラメンコの代名詞ともいえる存在を失うかもしれないことに気づいて、動揺しています。
 今秋に予定されるアンへリータへのオメナへが、セビージャのマエストランサ闘牛場に内定しました。
 日本が東日本大震災で困難な状況にあることを重々承知のうえで、“アンへリータの闘病・リハビリを支える方々のお気持ち”を、以下のように募りたいと思います。
    7月18日/セビージャ、横田万紀
    e-mail:isbylia11@hotmail.com
http://www.nomade-tokyo.com/maki/
    ・ お見舞いのご寸志は、どんな小額からでも受け付けます。
(恐縮ですがお振込手数料はご負担ください)
・ 日本での窓口・問い合わせ:井山直子
 (09085111055/naonaona88@t.vodafone.ne.jp)
・ 振込み先:
  みずほ銀行;溝ノ口支店(388)普通口座(2304042)
  横田万紀(ヨコタマキ)
・ 締め切り:9月末(9月まで各月末締め)
※なお振り込み口座の管理および送金を、井山直子さんに全面的に委任いたしました。募金の使途明細をご希望の方は、ご連絡くだされば有志の会の会計担当者からお知らせいたします。
     
    “アンへリータ バルガスの闘病・リハビリ寄金についての中間報告”
7月31日の第一次締め切り決算の結果、寄金総額は474,000円(4176.64ユーロ)となり、翌8月1日に「アンへリータ バルガスの闘病・リハビリを支える有志の会」の口座に送金手続きを終えました。
震災後の日本のきびしい状況にもかかわらず、2週間余の間に予想以上の反響とこのような多額なご協力をいただきましたことを、深く感謝いたします。
アンへリータのリハビリを支える大切な資金として役立てることをお約束して、お礼に代えさせていただきます。8月3日/セビージャ、横田万紀
     
    "アンへリータ バルガスの闘病・リハビリ寄金中間報告"
 8月31日の第二次締め切り決算後、8月の寄金総額446,500円(3976.15ユーロ)を翌9月1日に送金手続きし、「アンへリータバルガスの闘病・リハビリを支える有志の会」の口座に入金を確認しました。 震災後の日本のきびしい状況にもかかわらず、前月に引き続いて予想以上の反響と多額なご協力をいただきましたことを、深く感謝いたします。アンへリータのリハビリを支える大切な資金として役立てることを改めてお約束して、
お礼に代えさせていただきます。
    9月9日、セビージャ、横田万紀
    PS:アンへリータは3週間前から介助付きで数歩歩けるようになりました。
右上半身の麻痺恢復が遅れていますが、よく笑うようになってその生命力に感心しております。先日はまだろれつが回らないのに、タンゴの一節を唄いました(レトラは発音不明瞭でしたが!)。
   
    『アンへリータ バルガス闘病・リハビリ寄金についてのご報告』
 
 
 
  9月末の第三次締め切り決算後、9月の寄金総額 557,790円(5404.97ユーロ)を10月5日に送金手続きし、10月12日に「アンへリータ バルガスの闘病・リハビリ を支える有志の会」の口座に入金を確認しました。
7月の集計額:474,000円(4173.64euros)、8月の集計額:446,500円(3976.15euros)に上記の9月集計を合計した7〜9月の寄付金総計額は1478,290円(13554.76ユーロ)に達し、大震災後の日本の非常事態にもかかわらず予想をはるかに上回る反響と多額なご協力をいただきましたことを、改めて感謝いたします。
寄付金はアンへリータのリハビリを支える大切な資金として、
私立ニサ病院脳神経障害リハビリセンター
への支払いに役立てています。保険のきかない高額な私立病院の経費の多くを日本の寄付金が支えている現状に(現在のところ日本の寄金で来年2月までの通院を保障できます)、アンへリータ共々深く感謝しております。
アンへリータは8月に少し歩けるようになり(右脚の機能がまだ万全ではなく危なっかしいですが)著しい恢復を示しましたが、その後右上半身の麻痺に快方がみられず一進一退の微妙な闘病時期に突入しています。
9月以降血糖値が上がったり、むくみが出たり、右上半身の麻痺が背中の痛みに負担として現れたり、血圧不安定による脳梗塞再発予防のため安静を余儀なくされることもあり気力に波が出て周囲を心配させましたが、その度に“よくなりたい”という思いを新たにしてハビリセンター通院を再開しています。
午前中は社会保険(無料)の公立リハビリセンターに(歩行訓練のみ)行き、午後は公立のプログラムにない内容を私立ニサ病院にて週4日受けています。
病院の報告書にあるように治療内容は、週に言語治療3回、神経心理療法1回、日常生活の動作回復療法2回、理学療法2回(1回単位:55分、1日2回)です。
自宅のソファに座ってみなさんに¨Gracias!¨と言っているアンへリータの近影と、ニサ病院のリハビリ報告書を添付いたします。
なお9月末をもって当初の寄付金受付を締め切らせていただきましたが、今後についての問い合わせも多いため年末まで受付期限を延長することになりました。
またマイテ プルポンが主催する予定のオメナへはまだ日程が定まっておらず、残念ながら来年に持ち越されそうです。
以上をご報告して、お礼に代えさせていただきます。
    10月20日/セビージャ、横田万紀
    HP;Amigos de Angelita Vargas a su favor de su rehabilitacio
Facebook
問い合わせ:isbylia11@hotmail.com(横田), naonaona88@t.vodafone.ne.jp(井山)